「シフト作成ツールは難しそう」と思う前に——登録から最初の叩き台まで、実際に数えてみた
2026年10月11日 · シフワリ運営 · 約5分で読めます
シフト作成のツールと聞くと、「設定が多そう」「覚えるのが大変そう」と身構える人は多いと思います。忙しい現場で、使い方の勉強から始めるツールは続きません。そこで、新しく組織を登録して、スタッフの希望入力と最初の叩き台までを実際に操作し、入力項目とタップの数を数えました。何分で終わる、とは書きません(人数や職場のルールで変わるため、時間は測っていません)。数えたのは、手を動かす回数だけです。
目次(6)
先に、不安を言葉にしておく
使う前に思うことは、たいてい次の3つです。
- 設定が多くて、使えるようになるまでが長そう
- スタッフにアプリを入れてもらったり、使い方を説明したりするのが大変そう
- 結局、全部自分で入力し直すことになりそう
順番に、実際の画面で確かめていきます。
① 登録:入力は7項目。続く質問は4つ
登録画面で入力するのは、組織名・組織コード・連絡先メール・部署名・自分の表示名(ニックネーム可)・ユーザーID・パスワードの7項目です。勤務パターンは、この画面では聞かれません。あとは「組織を作成して、初期設定へ」を押すだけです。
押すと、1問ずつ答える4つの質問の画面に移ります。①勤務パターン(二交替病棟・三交替病棟・小規模介護・介護4区分・病棟12時間2交替・日勤のみ)と②1日に必要な人数には、最初から答え(二交替病棟と、テンプレートの目安の人数)が入っているので、そのままなら「次へ」を押すだけです。違うときだけ選び直し、人数を変えます。③メンバーを入れ、④スタッフにQRコードを配る案内で「完了」を押すと終わりです。答えたくない質問は「あとで設定する」で飛ばせます。
勤務区分(日勤・夜勤など)と、各日の必要人数はテンプレートで最初から入っています。ゼロから区分を作る必要はありません。値はあくまで出発点なので、あとから職場に合わせて直します。最後に「勤務表をひらく」を押すと、勤務表の画面に移ります。
なお、連絡先メールは契約やパスワード再設定のために組織で1つだけ入れます。スタッフ一人ひとりのメールアドレスも、氏名も、登録する欄はありません。
② メンバーを入れる:1人1行、ニックネームを入れるだけ
質問③の画面には、ニックネームの入力欄が5行ぶん最初から並びます。入れた分だけメンバーになります(6人目以降は「行を追加」を押します)。氏名ではなく、あだ名やイニシャルで十分です。夜勤に入る人とリーダー役の人は、その行のチェックを付けるだけで、必要なタグも同時に付きます。
追加と同時に、その人専用のスタッフ用URLとQRコードが発行されます。別に「招待メールを送る」といった手順はありません。あとから足すときは、メンバー画面の「+メンバーを追加」を1回押すと1人追加されます。
③ 最初の叩き台:ボタンは1回。ただし「何が入るか」は正直に
勤務表の「叩き台を作成」を1回押すと、希望と基本ルールを踏まえた下書きが入ります。白紙のセルを一つずつ埋める必要はありません。
ここで、実際に試して分かった正直なことを書きます。メンバーを入れるときに「夜勤に入る」のチェックを付けないままだと(夜勤可のタグなし)、夜勤に入れる人がまだ誰もいないため、日勤だけの叩き台になりました。「夜勤に入る」を付けた人がいる状態で作ると、夜勤と明けまで入った叩き台になりました。つまり、叩き台は、職場の情報を入れた分だけ使えるものになるということです。
そして、叩き台はあくまで下書きです。ボタンを押しても全部が整った完成品が出るわけではなく、赤(遵守違反)が残ります。画面にも「赤を中心に必ず確認・調整してください」と出ます。最終的に直して決めるのは人で、そのための検算と叩き台です。
シフト作成を体験
白紙の勤務表から、叩き台の作成 → 調整 → 確定・公開までを実際に操作できます。
保存はされません
④ スタッフ側:QRを読んで、日付と種類をタップ
スタッフが希望を出すところは、特に身構える必要がありません。配られたQRコードをスマホで読み取ると、ログインなしで自分の希望入力画面が開きます。アプリのインストールも、会員登録もありません。
実際に操作すると、日付を1回タップ、「休み希望」「勤務希望」「不可」のどれかを1回タップ——2回のタップで、その日の希望が保存されました。保存ボタンを探す必要はありません。希望の強さは最初「できれば」で入り、「絶対」にしたい日だけ追加でタップします。入力しなかった日は「おまかせ」として扱われます。
毎月ほぼ同じ希望を出す人のために、曜日ごとの「いつものパターン」を保存して、毎月ボタンひとつで展開する機能もあります。
10月の希望入力
あおい さん
入力内容はあなたにだけ表示されます
数えてみて分かった、簡単なところと、考えるところ
- 簡単だったところ: 登録は7項目とボタン1回。続く4つの質問は、そのままなら「次へ」(最後は「完了」)を押すだけで、メンバーは1人1行、ニックネームを入れるだけ。叩き台は1回。スタッフの希望は2タップで1日分。スタッフに使い方を教える場面は、QRを渡すところだけです
- 考える必要があるところ: どのルールを入れるか、誰にどのタグを付けるか、叩き台のどこを直すか。ここは職場を知っている人にしか決められません。シフワリは、そこを代わりに決めることはしません
言い換えると、「入力して、写して、数える」作業をなくして、「決める」作業は人に残すのが、このツールの作りです。難しそうに見えるのは、たぶん「全部を自分で覚えて設定する」ものを想像するからで、実際は最初に必要な手数がかなり少ない、というのが数えてみた結果でした。
それでも、画面で見ないと分からない部分はあります。登録なしで触れるデモが、トップページにあります。